去年をふりかえると

年が変わる前に書くべきだったとは思われますが、バタバタしておりかけませんでした。

去年を振り返るとZaurus SL-C1000が一番使われていた時期じゃないか、と思います。Linux系のPDAということで大変興味深く、毎日ターミナルを叩いていたのを思い出します。しかし、使っていくにつれて再起動の回数、動作感に不満感を覚え、後半は紙の手帳へと役目を奪われもっぱら外でのインターネット接続専用マシンと化していました。もったいないといえばもったいないですが・・・


Palm HANDHELD T|X
年末に購入。いい加減新しいPDAが欲しいと思い購入しました。id:nabehisaさんでの使用感を読んでこれはと良いな、と思い購入。まだまだ使い始めたばかりであれやこれやと手探りで動かしていますが大変使いやすいPDAであります。動作速度、再起動などもSL-C1000に比べ早い、少ないですし不満感はありません。現在国内産のPalm PDAが手に入らない今となっては英語版を購入するしかありませんので。PDA工房さんでは初夢ボックスとしてTH-55、VZ-90を販売しております。国内産の最後の機種が欲しい方は購入してみてはいかがでしょうか。僕は買ってしまいました。


SONY CLIE TH-55
年末に日本語機種が欲しくなり購入してしまいました。クリエオーガナイザ、テグマ文字入力、ATOKなど日本機種ならではの機能がありこれが国内産のPDAの姿だったというのを感じられます。デザイン、操作感などには申し分ないです。さすがはSONYといったところでしょうか。ただ細かいところでの不満感は多いです。


T|XとTH-55を比べて
両者二台を比べたとき、長所短所がやはり出てきます。

T|Xでは日本語化の必要性や国内でのサポート、日本語データの読み込みなどが問題になります。国産Palm PDAが出ない今となっては仕方のないことですが。ただT|Xでは日本語化は特に問題なく行うことが可能でありそう苦にはなりません。ただ一部アプリケーションでの日本語表記が出来ないことは難点ではあります。代替アプリを使用しなければなりません。ただ、動作の高速性や初期ユーザエリアが100MBあること、Bluetoothがあることなどは非常に便利であります。

TH-55では最初から日本語が使える、ATOK、テグマ入力が可能で日本語環境が整備されている。クリエオーガナイザが初期状態から使え、予定、アドレス等がデフォルトのものより使いやすい。しかし、このクリエオーガナイザが曲者でいろいろ画像を貼り付けたり手書き入力をしていると動作が遅くなってきます。また、これはTH-55本体そのもののですがCPUクロックがT|Xに比べ遅い、ユーザエリアが32MBしかないということが厳しいです。また、スライタスが非常に使いにくくT|Xの太く重たい感じに慣れてしまうと使いにくいです。これからもう手に入ることが難しくなるので不満を言っても仕方ないです。ただ、手帳の代わりとして使う分には問題ないと思われます。


これからの三台
SL-C1000、T|X、TH-55を三台持つわけですが、それぞれ512MBのSDカード、メモリスティックPROを使用しデータ書き込み量は増やしました。それぞれは、

インターネット、メール閲覧

スケジュール管理、ビジネス業務

音楽鑑賞、写真撮影、会議録音などのマルチメディア要素
T|Xの補助

として使っていこうかと思います。ただ不安なのが日本語の面などでTH-55がT|Xを追いやってしまうのではないかと・・・。それでも私は英語版Palmを使う! なんてね。